日本の乾物産地



東日本地区

【北海道地方】
 昆布の産地としては世界一である。羅臼、利尻島から本道の沿岸各地で生産されているが、日高、釧路などがとく知られている。品種の種類は豊富で、加工製品も多い。全国産量の90%以上を占める産地である。
 もずく、ふのり、まつもなど海藻類は本州、九州で見られないものがある。

【東北地方】
 三陸わかめは全国1位の世産地である。また、宮城県の海苔が全国第5位の生産地であることは、一般の人には意外と知られていない。また、福島県白石の温麺(うーめん)も知る人ぞ知るといった存在。昆布、わかめ、海苔、そうめん、わらび、ぜんまい、椎茸

【関東地方】
 静岡県の椎茸は関東地方ではなじみが深い。関東地方の椎茸は、主に生椎茸として市場に出荷されるものが多い。群馬県下仁田のこんにゃく、群馬・栃木・茨城の県境一帯のかんぴょう産地は日本一である。茨城の落花生、秩父の川茸、などもあるが、千葉県の海苔は、江戸前すしに欠かせないものとして利用されている。

【中部地方】
伊勢湾、三河湾は海苔産地として知られている。日本海側の岩海苔も量は少ないが、風味のある海藻として貴重な存在だ。石川、富山両県はぎんなんの産地でもある。長野県の寒天や凍豆腐は全国一の産地である。



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